最近でもないが2冊の良い本に出会った。

一冊は

水は答えを知っている(水の結晶にこめられたメッセージ)

  • 江本 勝 著
  • サンマーク出版

1990’12・9.妻を癌で亡くした、妻の母も癌で亡くなった。
我が子は遺伝的に確実に癌になるだろう、しかし癌と共存しながら生き延びる すべはある、妻との闘病の末に学んだことは、人間の身体の約70%は水分である、この水分を綺麗な水を飲むことによって綺麗な身体は保たれる。
このことに気づいた永井家は妻亡き後、霊峰富士山の水を注文して10年以上 飲み続けていた矢先にこの本が出版された、水にも意識があると云うことが、 科学的に証明された。まったく俺の第六感とやらは凄いね!どないや!!

この本は乱れに乱れた、この世界に大きなヒントと愛を差しのべてくれた、 この本こそノーベル平和賞を貰ってもいいのではないだろうかと思う。
うだうだいわないで、買って座右の書にしてください。

もう一冊は

”私の遺言”

  • 佐藤 愛子 著
  • 新潮社

佐藤愛子の取材の仕事が入った、長年の友人が我が家に遊びに来て、 最近凄い本に出会ったと云う話を聞いた、佐藤愛子の”私の遺言”である、「絶対貴方はこの本を読んだほうがいい」と進められ、過大な期待もせず読んでみた、もともと本を読むのが遅い私なのだが、4時間掛けて一気に 読んでしまった、読み終えた後、本に向かって拍手をしてしまった、素晴らしい。この後、この本に書いてあることが事実か!どうしても知りたくなった。

佐藤愛子さんの取材は2度目である、閑静で上品な たたずまいである。 約束の時間より30分以上早く着いてしまい家の前に車を停めると直ぐに中からお手伝いさんが表れ、嫌な顔一つせず笑顔で家に招きいれて頂いた、シャーロックホームズ探偵のように家の中をいつも以上に気を入れて見渡したが、特に変わった風景に出会わない?
家の中は掃除が行き届いており、木漏れ日が平和な日常を演出している。

若い女性三人組、編集長と編集者とライターが5分遅れでやってきた、ライトのセッティングの終わっていた私は座る席を指示した、着物姿で佐藤愛子さんが表れた、名刺交換、挨拶の後、開口一番「ただの興味本位での取材だったらお断りします!」若い女性三人組は目を点にしていたが、先に本を読んでいて、だいたいの性格を把握していた私は声を出さないで顔だけで大きな笑顔を作りうなずいた、最高やね!佐藤愛子さんは姿勢が良く上品でしっかり相手の目を見て話す方でした、取材中と取材の最後に写真を撮らせて頂いたのですが、出来上がりをみてビックリ!佐藤愛子さんの眼鏡に写っているはずのない炎のようなオレンジ色の炎が写っている!冷静に判断してみたが理論的に写るはずのない炎が写っている、まか不思議!とやっぱり!です。
肖像権の問題で乗せられないのが残念です。

佐藤愛子さんは今この世は悪霊に憑依(ひょうい)されている、もう一度日本は生まれ変わらなくてはいけない、このまま行くと暗黒の世界が待っているとおっしゃられた。だからといって下の世界に行って下の人をさとしてもいけない、下の人が気がつくまで 待っていなくてはいけないそうだ!個人的にも色々とお話を聞かせて頂いたが、”私の遺言”を書き終えたのでもう本は書かなくても良いともおっしゃられた。

何はともあれこの本を読んで見て下さい、心ある人の胸に飛び込んでくる本です。

またまた良い本に出会った。

グレートジャーニー「原住民」の知恵

  • 関野 吉晴 著
  • 光文社

以前、雑誌の仕事で写真を撮らせて頂いた。 担当の編集者に本職は医者であるのに冒険が好きで世界中を、 それも人の行かない厳しい所を選んで歩いている人と聞かされた。

初めて会った関野さんは日焼けして色が黒く童顔で小柄ではあるが がっちりとした体つきをしていた。
少し、はにかみやの少年のようであり私が訪ねることに答える以外は 何も話さない、 無口で恥ずかしがり屋ではあるが嫌な感じは何もしない、けして着飾ることなく場負けすることなく浮いた所が何一つ無い 自分の世界を確率していて何か特別な空気感を漂わせ言葉ではなく、気のオーラで話をする、遠い過去(田舎)から現代の社会にワープしてきた賢者の匂いを放ち人を引きつける不思議な力を持っている不思議な人であった。

私はこの空気感を出すためムラバックのホリゾントの前に裸足で立ち 水の入ったペットボトルを片手に持って貰い 「黙って立っているだけでいいですから」と黙って撮影した。悩んだすえに白黒写真にした。

本を読んで私が感じたとおり以上の人で、言葉ではなく行動で表す、 職業カメラマンなんかよりも魂のこもった根性の座った美しくて素晴らしい写真と、誰に媚びることなく自分の意見で 腐った現代人に遠くからメッセージ を届ける神の使いのように思わされた。
是非観て、読んで感動して、正しい目と知恵を養ってください。 素晴らしいです。

藤原新也のメメント・モリ(死を思え)と同等の本である。

兄弟分・宇梶剛士が書いた本